今月の漢方 HOME > 今月の漢方 > 今月の漢方 「医は仁術」漢方医時代の診療記録 今月の漢方 2020.06.27 今回ご紹介致しますのは、漢方医時代の診療記録です。当オガワ薬局・小川家は、明治19年に薬舗開設致します以前は、江戸時代後期の天明年間より明治の初めまで4代約100年余にわたり江戸・本所並びに当地佐原におきまして医師として漢方医院を開業しておりまし… 続きはこちら 明治時代の処方箋 今月の漢方 2020.05.04 明治時代の処方箋(古い昔の処方箋) 現在、薬局において薬剤師法で定められた調剤済み処方箋の保存期間は3年でありますが、当薬局におきましては、110年前の処方箋が保存されていますので、ご紹介致します。それは明治43年(1910年)当薬局初代である曾… 続きはこちら ペニシリンの年賀状 今月の漢方 2020.01.08 これは本年、薬剤師や薬学関係者、それに歴史に興味がおありな方々向けに差し出しました、ペニシリンバージョンの年賀状です。言うまでもなくペニシリンは、人類初の抗生物質であり、1928年(昭和3年)にイギリスのフレミングによって初めて青黴(あおかび)から発見されてよ… 続きはこちら 漢方の本領ー「瞑眩(めんげん)について」その4 今月の漢方 2018.03.05 現代の漢方界では、この「瞑眩(めんげん)」というものについて、どういう訳か、あまり取り上げられることが少ないと思いますが、この「瞑眩」こそが、漢方医学の本領であり、強調して言うなら実に「東洋医学の精華」であります。「瞑眩」を経験して良くなった患者さん(お客様)… 続きはこちら 漢方の本領ー「瞑眩(めんげん)について」その3 今月の漢方 2017.05.06 それでは、前回のこの私の経験を、古人の記録に徴してみましょう。 恐れながらご登場頂くのは、江戸時代中期の京都の医家・吉益東洞(よしますとうどう 元禄15~安永2 1702~1773)先生である。先生は文字通りそれまで2千年間も途絶えていた、この「瞑眩させる漢方… 続きはこちら 漢方の本領 ー「瞑眩(めんげん)について」- その2 今月の漢方 2017.03.09 最初から内容が内容で、余りきれいな話ではないので公開するのを暫くためらっておりましたが、本当の漢方の世界をご理解いただくために大切でありますので敢て公開させていただきます。読んで下さる方にはお許し下さい。 自身の体験 その1 もうすでに20年以上前になるであろ… 続きはこちら 漢方の本領 -「瞑眩(めんげん)」について- その1 今月の漢方 2017.01.19 およそ物事には必ず原因があり、結果があります。しかもその原因結果は必ずしも1対1ではありません。多くの場合多数の、強調して言うなら無数の原因から無数の過程を経て無数の結果が生じています。これが俗に言う「タラレバ」が成立しないといわれる所以ですが、人体に於いても… 続きはこちら 冷え症と漢方 11月 今月の漢方 2016.11.08 すでに「立冬」も過ぎ、暦の上ではもう冬だそうです。朝晩は大分寒くなってきました。前回までの「猛暑をしのぐ漢方」とは反対に今回は「寒さと漢方」と申しますか、「冷え症と漢方」につきまして少し述べさせて頂きたいと思います。 漢方の古典に「甘草乾姜湯」という処方がござ… 続きはこちら 夏は涼しくすごせましたか?(9月) 今月の漢方 2016.09.26 お彼岸も過ぎ、ようやく秋らしくなってきました。猛暑の期間中、「夏を涼しく過ごす漢方」をお試しになったお客様から、いろいろな感想を頂きました。「そういえば、自分でも暑い暑い!と言わなくなった。」 「いつもより汗かかなかった。」 「自分ひとりだけ涼しい顔してた。」… 続きはこちら 8月 熱中症予防~体の中から夏を涼しく~ 続き 今月の漢方 2016.07.31 ようやく数日前に関東地方も梅雨が開け、いよいよ本格的な夏がやって来ました。 「白虎湯(びゃっことう)」や「白虎加桂枝湯(びゃっこかけいしとう)」が熱中症予防に効果があり、体の中から暑い夏を涼しく過ごせる一助となりますことは、前回申し上げました通りでございますが… 続きはこちら 最新12最初 次ページ ›